結論から言うと非常におもしろかった むしろファミリ−で見ても十分楽しめる作品だと思う はい、そこ−! 「ファミリ−はねぇだろ!」って言ったと思うけど 本当にやばいところはうまい事処理してるし 原作のやばいところは映倫に触れて放映できないし 家族には 「これデ−モン小暮みたいなもんだから。」程度の説明で充分 容姿や題々、やっている事があれなだけで ほんとに意外と万人にも受けそうな内容だったからびっくり −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 劇場に入って驚いたのが若いおしゃれな女性が多かったという事 「おいおい、こんなにクラウザ−さんの隠れグル−ピ−が!?」とか思ったら 会話聞いてたら「松山ケンイチ」だとか「カジヒデキ」だとかいう単語がちらほら DMCは非モテ系の最前線で、オシャレ軍とは交戦状態にあるというのに! オシャレ系のやつらめ!松ケン出てればなんでもいいのか! クラウザ−さんを侮辱する気か!? オレはすぐその場で江頭のごとく(ry そこはそれ 大人になってぐっとこらえる −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− スト−リ−はおおまかにはこう 主人公は「おしゃれな音楽ライフ」に憧れ上京してきた青年 だが現実は業界の人からは小バカにされ、相手にされず 気がつけば後輩にも既に差を付けられている始末 頑張っても頑張っても上手くゆかず、どんどん鬱屈していき やるせない思いと自分の器の小ささと僻み性が科学反応を起こしフラストレ−ションが大爆発した瞬間 彼は皮肉にも、世間の概念からは忌避される世界「デスメタル」で大才を発揮してしまう このスト−リ−に関しては現代社会の多くの若者が共感するのではないだろうか −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 劇場版では 婦警さんレイプしません 東京タワ−レイプしません 警察官に暴行なんてもちろんしません そんなのクラウザ−さんじゃねぇじゃん! 婦警レイプしてこそのクラウザ−さんだろうが! って言われるでしょうが 実際映画が始まるとぽんぽん小気味良く話が進み そしてギャグも原作にはない劇場版オリジナルのギャグも随所にはさまれており これがまたおもしろいため 原作を知っている人も、知らない人も 同じ立場で一緒に笑う事ができる これは非常に重要なポイントだと思う しかも無軌道無秩序な原作のコアな風味とクォリティを維持しつつ 映倫のセ−フとアウトのラインを、まるで禁を知りつつもてあそぶかのごとくのセンスのギャグ おかげでレイプや暴力(一応不可抗力だがw)が劇中に登場しなくとも 普通に誰もがおもしろく笑っているため気にならないのである 上記2点がギャグドラマとしては非常に功を奏している なんて−か クラウザ−さんという「異形」を日常の風景に放り込むだけで もう既にそれだけでおもしろいんですよね −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 最近は高校生や日雇い労働の若者が無差別に殺人を犯したり その人のバックボ−ンを知らなければ理解不能な事件が多発する それをマスコミはいとも簡単に「キレやすい若者達」と一刀両断にする クラウザ−さんも世間的には白い目で見られる類の人だ だがそんなクラウザ−さんをお母さんは、そしてこの作品を撮っている監督は 「青春に迷い、身悶えしている、どこにでもいる青年のうちの一人」といった視点で捉え このクラウザ−/根岸を温かい目で見守り、応援している こと意味不明の連続殺傷事件が起こったとき ワイドショ−ではエラい大学教授だかがとんだ見当違いなコメントをご大層に述べている やれゲ−ムが悪い、やれフィギュアが悪い クラウザ−さんなんか事件が起こしたらもうマスコミの格好の的だ どう表面だけ薄っぺらに取り上げられ、叩かれるかは目に見えている だがクラウザ−さんを撮る監督の目は温かい 根岸という青年がなぜこんな状況になっているのか 彼が今までどう成長してきて、どう頑張って、どう失敗して そしてなぜあのような異形の姿をし、無秩序な行為を繰り返すまでに至ってしまったのか だがお母さんも、監督も根岸を信じている あの群れの中では本当は一番の良識人で心の優しい子だと クラウザ−を見た目だけで判断するしてしまうと ただの恐怖の対象でしかない それは相手への理解が不足しているからだ クラウザ−は暴力やましてや人殺しなんてしない あんな姿だが、社会でしていい事といけない事を実は一番分かっていて 他人の痛みもしっかり分かる奴だ 劇中で根岸の彼女はクラウザ−に訴える 「恐ろしい外見や、恐ろしい発言で弱虫な自分の殻に籠もっているだけじゃない!」 彼女の叫びは「クラウザ−」という自分の一方の分身を捨て去ってしまうほど 根岸の心に深く突き刺さる 人間は相互の理解の齟齬や断絶から争いや諍いが起こり 最悪の場合人殺しにまで行き着く だが根岸は音楽で発散する 鬱屈した怨念は人殺しや暴力で発散するんではない 音楽で発散するのだ クラウザ−だけではない ともすれば安易にいけない道へ走りそうな奴らの鬱憤を音楽ではらし 周囲の期待を一心に背負い 今日も、明日も異形を纏いクラウザ−は歌い続けるのであろう 自分の夢と希望とは裏腹に ごめん 途中から文意ズレたうえに本当にまとまってないけど ごめん、許して まとめようとしたけど 国語力ないから無理だわ− 朝起きてもう一回見返したらこっ恥ずかしい文章になってるかも知れんけど まぁこれはこれで では一応最後に定例の一言でシメ 「NO MUSIC NO DREAM」 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 小ネタ ○松雪頑張りすぎ ○ジャギはただの媚び媚び野郎になってた もうちょっと普通っぽい方が良かった気が ○ロバ−ト秋山のセリフは「ブルマ〜」を5回ほどのみ ○「資本主義の豚」はセリフでは出てくるが実際には登場しない(さすがにね^^;) ○グリとグラは猟犬に変更 ○クラウザ−さんと言えば1秒間10回レイプだが、実際に披露するがさすがにあれは音声早回しだと思う ○オレもタワレコでクラウザ−さんに額に刻印してもらいてぇ! ○ちなみに自分の地元では公開当日雷雨でした クラウザ−さんが魔界からうちの地元へ実際に降臨してたんだと思うw